ごあいさつ

すべての人にインターネット

1995年にインターネット事業を開始してから現在まで、私達が一貫して言い続けて来たコーポレートフィロソフィーキャッチです。インターネットの普及により、経済や企業経営、そして人々のライフスタイルが新たな局面を迎え、変革を迫られている現状では、インターネットへの取り組みの重要性が更に高まります。すなわち、個人・法人いずれの立場でも、インターネットへの取り組みのスピードが勝敗や成否を決めると言っても過言では無いでしょう。

その中で私達は、すべての人が求めるインターネットに関するソリューションを、独自のサービス・技術を通じて構築し、社会に貢献する「インターネットの"場"」の提供をし、結果として「インターネットを広めること」こそが私達のミッションと考えております。

『コア事業であるインフラ、金融がともに最高業績を更新』

2023年度通期連結業績は、前年はインキュベーション事業において大型イグジットがあったことから減益となりましたが、インフラ事業と金融事業が牽引し非連続な事業を除くと26%強の増益を達成し前年に迫る着地となりました。インフラ事業と金融事業のオーガニックな成長で、前年とほぼ同水準の利益をあげられたことが1番のポイントになります。

インターネットインフラ事業は、引き続き好調な決済事業に加え、知財や商標をお守りするインターネットの世界でもなくてはならないサービスを提供するGMOブランドセキュリティ社 の大口貢献もあり過去最高業績となりました。インターネット広告・メディア事業では、一部業種の広告需要の反動減を受け軟調だった広告事業の一方、既存・新規事業ともに好調だったメディア事業と濃淡が分かれました。
インターネット金融事業では、タイ証券での貸倒引当金31億を計上したものの、市況のボラティリティが高まったことやFXの収益改善が効いたことを受け最高業績を更新しました。暗号資産事業では、市況の低迷をうけて売買代金も減少し低調に推移しました。

当社グループは岩盤ストック収益をベースに持続的成長と目指すとともに、『AIで未来を創るNo.1企業グループへ』の方針のもと1年を通してAI投資・活用の「成果を数値で可視化」してまいります。ご期待ください。

2024年2月末日時点

代表取締役グループ代表

熊谷 正寿

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