ごあいさつ

すべての人にインターネット

株主の皆さまには、日頃よりGMOインターネットグループをご支援いただき、厚く御礼申し上げます。

GMOインターネットグループは、1995年にインターネット事業を創業して以来、「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチとして掲げ、インターネットのインフラ・サービスインフラといったインターネットの“場”の提供に経営資源を集中し、インターネットをより豊かに便利にするべく事業を展開してまいりました。100年単位で継続する企業グループとなるべく、グループ一丸となり新たなインターネットの文化・産業とお客さまの「笑顔」「感動」を創造し、社会と人々に貢献すべく事業に邁進しています。

インフラの岩盤ストック収益が業績を牽引

2023年度連結業績はコア事業であるインフラ事業と金融事業が最高業績を更新し、前年に迫る着地となりました。インフラ事業は、ドメイン、クラウド・ホスティング、セキュリティ、ECプラットフォーム、決済、アクセスといった「なくならない、なくてはならない」かつ「継続課金の商材」からもたらされる岩盤ストック収益の積み上げにより8期連続で最高業績となりました。また、金融事業は、FXの収益改善が効いたことを受け最高業績を更新しました。

株主還元につきましては、総還元性向50%を目標とし、①配当については、配当性向の目標を当期純利益の33%以上とし、②自己株式取得については、当期純利益の50%から配当総額を引いた金額を目標に、業績及び財務体質の状況等を総合的に勘案し、株価水準に応じて機動的に実施することを基本方針としています。自己株式の取得・消却については、2006年から2007年にかけてローンクレジット事業からの撤退の際に資本増強のため当時発行した3,835万株を買い戻し、消却することが株主の皆さまへの利益還元として適切であると考え、淡々粛々と実行してまいります。

当社グループはインフラ事業の岩盤ストック収益、高収益な金融事業の組み合わせにより持続的成長を目指すとともに、『AIで未来を創るNo.1企業グループへ』の方針のもと1年を通してAI投資・活用の「成果を数値で可視化」することでさらなる成長に繋げてまいります。

株主の皆さまには今後も格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2024年3月末日時点

代表取締役グループ代表

熊谷 正寿

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